今回は4大ボルテックスの中でも象徴的な形をしている「カセドラルロック」をご紹介します。まずは、セドナをイメージする写真といえば、この写真が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

 

 

 

これこそが、「カセドラルロック」です。

名前の由来は大聖堂からきており、ゴシック様式の立派なつくりとあわせて、「オルガンパイプロック」とも呼ばれます。間近で見ると、その名前の通り、荘厳で大きな存在を感じることができます。そして、カセドラルロックは、男性性と女性性の2つのエネルギーをあわせ持つと言われています。どんなエネルギーを感じることができるのか、考えるだけでもワクワクしてきますね!

 

カセドラルロックへの行き方

セドナの南側約10kmに位置し、ベルロックから車で10分ほどの距離です。そのため、4大ボルテックスの「ベルロック」とあわせてツアーでまわることも多いです。

車で行くと、Back O Beyond Rd沿いに駐車場が見えます。見落とす心配はないでしょう。ただし、カセドラルロックの駐車場が時間によっては、満杯になることもあります。個人旅行で行く場合には、時間をずらして行くのが良いかもしれません。

 

カセドラルロックの楽しみ方

さぁ、「カセドラルロック」に到着です。目の前で見るカセドラルロックの荘厳さも良いですが、ここでの楽しみはトレイルの先にあります!ぜひ、時間をとって、カセドラルロックに登ってみましょう!健康な方でしたら、往復3時間ぐらいみておくと、カセドラルロックのエネルギーを100%満喫できるかと思います。

必要な装備としては、運動できる靴・グローブ(軍手も可)・水分補給できるものがあればよいでしょう。登るときの注意点として、足元は少し滑りやすい赤土と岩ですので、急斜面で踏ん張るときに滑る可能性があります。ヒールやサンダルでは危ないので、踏ん張りのきく運動できる靴で登りましょう。

トレイル自体は、多くの方が歩いた道があります。また、岩を使った目印がトレイルにありますので、もし道がわからなくなって困ったときには、周りの目印を探してみてください。カセドラルロックのトレイルはとても人気がありますから、登る時間によっては他の人たちと一緒に登ることになります。とはいえ、競争ではありませんので、じっくりカセドラルロックを登る楽しさを感じながら、“END OF TRAIL”の標識を目指しましょう。登りの途中では、セドナでよく見られるねじ曲がった木が多くありますので、休憩しながら記念撮影も忘れずにどうぞ。水分補給もおこないましょう。

順調にいけば1時間半ほどで、“END OF TRAIL” と書かれた標識に到着です。そして標識の向こうは、赤土の山々が見渡せる、セドナを代表するビュースポット!ここは有名な写真スポットですので、お気に入りの写真が撮れるまでたくさん撮りましょう!また、フェイスブックやインスタグラムに投稿したら、人気が出ること間違いなしです。スマホのトップ画面にして、お守りにするのもいいですね。

朝の時間帯を狙っていけば、人も少なく、思う存分記念撮影ができることでしょう。

(ツアーで行く場合は、午前中早い時間にカセドラルロックを廻るコースを実施しているかをご確認ください)

夕方の時間帯であれば、オレンジ色の眩い光に包まれた風景を撮る絶好のチャンス!太陽が赤土の連なる向こう側に沈もうとする場面は、あなたに強いインスピレーションを与えてくれるでしょう。

そしてここでは、上まで登ってきた人だけが味わえる、とっておきの過ごし方をご紹介します。

まずは、“END OF TRAIL”の標識の周りに、自分のお気に入りの場所を探してください。(標識の両端には、少し奥に入る道もあります。その先も探してみると良いでしょう)

次に、お気に入りの場所が見つかったら、時間をとって瞑想してみましょう。カセドラルロックの素晴らしい土・空気・エネルギーに触れて、ひとりだけの瞑想の時間。何物にも代えられない贅沢な時間ですね。瞑想から覚めると、あなたの身体と心に、カセドラルロックのエネルギーが満ちてくることでしょう。

ちなみに、カセドラルロックのエネルギーは、心が安らぐ、癒しを与えてくれる、体と心のバランスを整えて浄化してくれるタイプです。不安や焦りから抜け出て、すっきりした心で次のステップに進むためのきっかけになるかもしれません。また、カセドラルロックを訪れた人の感想として、「足の裏がビリビリした」「からだがむくむ感じがした」などが挙げられます。自分の意識や体の変化にも注目ですね。

帰りは下りですから時間は短いですが、急斜面で滑り落ちないよう注意してください。せっかくの楽しい時間を過ごしたのですから、安全に下りてくださいね。

4大ボルテックスの中で一番景色が良いと言われるカセドラルロック。ぜひセドナに行きましたら、必ず立ち寄ってください。そして、上まで登った後に見られるあの景色の感動と、安らぎと癒しのエネルギーを受け取ってきてください。